名古屋駅ミヤコ地下街、超老舗札幌ラーメン店 熊ちゃん で10年ぶり懐かしの味噌ラーメンを食べてみた。

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新コロナウィルスの影響で、なるべく地下街や人通りの多い場所は避けたいところだが、所用があり名古屋駅の表へ行くことになり、少し前から気になっていた懐かしのラーメン店・札幌ラーメン熊ちゃんに行くことにした。

札幌ラーメン熊ちゃんに行くのは十数年ぶりだろうか、ほんとに昔からあるラーメン店で、外観からもその歴史を感じ取れるほどだ。故に、ある程度名古屋駅近辺で勤務経験がある人なら一度は訪れたことがあるラーメン店かもしれない。

場所は、ミヤコ地下街ということで、現在は、キリンシティーセンチュリー豊田ビルの場所に、名古屋都ホテルがあった場所から繋がる地下街にある。

札幌ラーメン熊ちゃんは、名駅ミヤコ地下街にて50年近く札幌ラーメンを提供している名古屋生まれの札幌ラーメン。

外観は、赤い暖簾に熊ちゃんの文字が、これぞ、昭和のラーメン店という雰囲気満点のお店で間口が広く奥行きはそれほどない。店内に入ると店内に餃子の焼き上げている食欲をそそるいいニオイが、なぜか冬でも中央に置いてある扇風機の風に乗り空腹を刺激してくる。

座席は、真ん中に大きな相席用のテーブル席があるものの、基本、カウンター中心で、一人で立ち寄りやすい雰囲気になっているため、お客さんは、サラリーマンが多めなのだが、女性客もチラホラ見かける。

ただ、座席と座席の間は狭いため、狭いのが嫌いな方はランチどんぴしゃの時間からは少しずらすことをおススメする。まぁ、少なくとも子連れの家族向けではないのは確かだ。

メニューは、こんな感じ。

[normal_box color=”pink” border=”b1″]・みそラーメン　770円
・しょうゆラーメン　720円
・塩ラーメン　690円
・チャーシューメン　870円
・みそチャーシューメン　920円
・塩バターラーメン　790円
・とうきびラーメン　790円
・カレーラーメン　790円
・ジャンボラーメン　990円
・ピリ辛にんにくラーメン　890円
・野菜わかめラーメン　890円

他、ランチタイムで気になるのは、

・ギョーザ　320円
・ライス（小）　130円
・ライス（大）　160円
・ラーメン大盛り　+100円[/normal_box]

一つ気になったのが、ジャンボラーメンの大きさ。少食につき注文する機会はないが、+100円で大盛りにするのと、ジャンボラーメンとではいったいどれほどの量の差があるのか？ってこと…。

札幌ラーメン熊ちゃんの味噌ラーメンは、ほんのり甘く脂が多めでコクがありしつこくない昔懐かしの優しい味噌ラーメン。

お店に到着したのが、13時をちょっと過ぎたところで、ちょうど、ピークを一巡したあたりだろうか、店内は、比較的余裕もあったため、真ん中のテーブル相席にすわり待つことにしたのだが、比較的空いていたのは、このタイミングだけで、この後もボチボチお客さんがはいってくるのに驚いた。よくよく考えると札幌ラーメン熊ちゃんは、お店の前を通りかかるとどの時間帯もだいたいお客さん入っているような気がする。

そんなどんどんお客さんが入ってくるなか待つこと数分。出てきた味噌ラーメンがこちら。なんと、十数年ぶりの面会である。

超久しぶりの札幌ラーメン熊ちゃんの味噌ラーメンであるが、ここ最近、からみそフクロウはじめ、名古屋ラーメン祭りでも最近の味噌ラーメンを多々食してきたため、どれほど差があるのか興味深々であったのだが、

まずは、初見の印象は、思ったよりも脂がのっている感じがした。十数年見ていないのだから勝手に想像で全く違いラーメンを思い描いていた感は否めない。具は、チャーシュー、シナチク、ネギにもやし。麺は札幌ラーメンだけに、中太チリ麺かと思いきや、スタンダードのストレート麺だ。

で、早速、スープを一口。見た目ほど、オイリーな感じはしない。最近の味噌ラーメンは、からみそフクロウなどコッテリ濃厚な感じが多いような気がするが、そこまでコッテリ濃厚ではない。コクはあるものの比較的優しくほんのり甘みがあり昔懐かし味噌ラーメンの味だ。

お次は、チャーシューだが、これまた、昔ながらのチャーシューで、最近のトロトロ系や低温調理のピンク色ではなく、ある意味スタンダードなチャーシュー。厚みもそこそこあるものの味がシッカリお肉にしみ込んでおり変なクサミもない。個人的には好きなタイプのチャーシューだ。

一通り品定めを終え、ほんのり優しく甘い味噌スープに舌鼓しながら一気に食べ終えた。アラフィフ手前のオッサンにはこのくらい優しい味付けがありがたいんだよね。それにしても、あの味噌スープ癖になるわ。

札幌ラーメン 熊ちゃん