ザ・ランドマーク名古屋栄の話題は、商業施設や映画館だけでなく、栄の街全体にどう影響するのかまで気になるところだと思う。
この記事ではまず施設全体の概要を整理しつつ、映画館の実利や栄の人流変化は別記事でも詳しくまとめていく。
栄の新しいランドマークとして話題になっている「ザ・ランドマーク名古屋栄」が完成し、2026年6月11日に商業施設や映画館などがオープンする。
地上41階、高さ約211m。商業施設、映画館、オフィス、ホテルが入る大型複合施設で、現地で見るとかなり存在感がある。
まぁ気になるのは、単に高いビルができたことより、これで栄の人の流れがどこまで変わるか、という点だと思う。
ザ・ランドマーク名古屋栄とは? 高さ・場所・何ができるのかを整理
ザ・ランドマーク名古屋栄は、名古屋・栄の中心部にできた地上41階建ての超高層ビルだ。2022年の着工から約4年をかけて完成し、高さは約211m。栄の景色の中ではかなり目を引く建物になりそうだ。中日ビルよりおよそ50m高いとされていて、見た目のインパクトは大きい。
場所としては、久屋大通と大津通に面する栄の一等地にあり、この立地だけでも注目度は高い。栄の中心部でここまで大きな再開発ビルが立ち上がると、単体の施設というより、街の景色そのものが変わる、という印象になる。
ザ・ランドマーク名古屋栄のオープン日はいつ? 商業施設・ホテル・オフィスの構成まとめ
商業施設や映画館のオープンは、2026年6月11日と紹介されている。ビル全体はかなり大きな複合施設で、地下から4階までは商業施設、5階から9階にはTOHOシネマズ、12階から30階にはオフィス、31階以上にはホテルが入る構成だ。
さらに12階には一般利用もできるカフェやコンビニが入るとされていて、完全なオフィス専用ビルではない。働く人向けの機能だけでなく、買い物や休憩、待ち合わせでも使われる場所を意識しているのが分かる。こういう“ビルの中にいろいろ入っている”感じは、最近の都心型再開発らしさがある。
商業施設「HAERA」には何店舗入る?
地下から4階までの商業施設「HAERA」には、65のレストランやカフェ、ファッションの店が入るとされている。そのうち40店舗が東海地方初出店で、かなり攻めた構成だ。高級焼肉、寿司、イタリアン、スイーツ、ラグジュアリーブランドまで幅広く、話題性はかなり高い。
オフィス成約率98%はかなり強い
30階までのオフィスフロアは、すでに98%成約済みと紹介されていた。約2500人がこのビルで働く見込みとのことで、これは見た目以上に大きい。商業施設だけでなく、昼間人口が厚くなることで、周辺の飲食や回遊にもじわじわ効いてきそうだ。
ザ・ランドマーク名古屋栄の映画館は注目? TOHOシネマズ開業で栄はどう変わるか
この施設で地元目線の注目点を1つ挙げるなら、やはり映画館だと思える。5階から9階にTOHOシネマズが入る予定で、地元の反応もかなり強い。名駅まで行かなくてよくなる、映画を見る選択肢が増える、東側からだと助かる、といった感覚はかなり自然だ。
栄は買い物や食事の街という印象が強かったが、映画館が入ることで“行く理由”が1つ増える。しかも映画館は、リピートされやすい目的地でもある。ここが定着すると、栄の使われ方は少し変わってくるかもしれない。
ザ・ランドマーク名古屋栄のアクセスは? 地下直結で栄の回遊拠点になりそう
このビルで地味に大きいのが、アクセスと地下動線の強さだ。栄の地下広場から直結していることや、地下鉄東山線・名城線の改札近くなど、複数の地下通路でつながっていることが紹介されていた。栄は地上の見栄えだけでなく、地下の回遊で成り立っている街でもあるので、ここがつながっているのはかなり大きい。
待ち合わせ、映画、買い物、ちょっとした休憩。その全部を地下からの流れで拾えるなら、この場所はただの新商業施設ではなく、回遊の中継点になっていく可能性がある。立派でも動線が弱い施設は案外使いにくいが、今回はそのあたりがちゃんと考えられているように見える。※実際の歩きやすさや混み方は、オープン後に改めて見たいところだ。
栄の再開発はどう変わる? 中日ビル・ヨドバシ開業に続く流れを整理
今回の施設は、これだけ単独で見ても十分目立つ。ただ、758W的には、単体のビルとしてよりも、近年の栄の流れの中で見た方が面白い。中日ビルの全面開業、サカエリッドスクエア、サンシャイン栄へのヨドバシ出店など、最近の栄周辺の変化が続いている。つまり、ザ・ランドマーク名古屋栄は突然現れたというより、栄の再編が少しずつ形になってきた流れの中の大きな一手、という見方の方が自然だ。
しばらくのあいだ、名古屋の都心部では名駅側の話題が強かった印象もある。ただ、ここに来て栄側でも再び大きな動きが目立ってきた。久屋大通公園やミライタワー周辺の空間と組み合わさると、名駅とはまた違う魅力を持つ街として、栄の存在感がもう一段強まる可能性はある。
ザ・ランドマーク名古屋栄で人の流れは変わる? 地元目線で見た注目ポイント
結局のところ、このビルが面白いのは「高い」からではない。栄に行く理由が増えるかどうか、そこにかかっている。映画館ができる。新しい飲食店が入る。オフィス就業人口が増える。地下直結で立ち寄りやすい。この要素がうまく重なるなら、栄の人の流れはじわじわ変わっていくはずだ。
一方で、立派なビルができたからといって、それだけで街全体が変わるわけでもない。繰り返し来る理由があるか、周辺施設と行き来が生まれるか、普段使いの導線に乗るか。そのあたりが定着してはじめて、本当に街が変わったと言えるのだと思う。うーん、ここはオープン後に一度見に行って判断したいところである。
まとめ
ザ・ランドマーク名古屋栄は、見た目のインパクトが強いだけの高層ビルではない。商業施設、映画館、オフィス、地下動線まで含めて、栄の回遊を変える可能性を持った施設だ。
とくに地元目線では、映画館が入ることと、地下直結で使いやすそうな点が大きい。
今後はオープン後に、実際にどんな人が集まり、どこまで栄の流れが変わるのかを見ていくと面白そうだ。
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ザ・ランドマーク名古屋栄の中でも、地元目線でとくに気になるのが映画館開業の実利と、栄の人流がどう変わるのかという点だ。
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