うどんといえば、今や、名古屋でもはなまるうどん、丸亀製麺、讃岐製麺etc..と、四国の讃岐うどん系が幅を利かせているが、20年くらい前は、東海地区では、サガミグループが展開するセルフ式うどんのどんどん庵がかなり勢力を誇っていた。
かくいう私も、猛烈な二日酔いの際に、偶然入った「はなまるうどん」の出し汁で生き返る経験をするまで余所者の軍門に下るまいと、なぁーにが、はなまるじゃい!朝の番組でもねぇーのにっと、どんどん庵を押しをしていたくらいだ。
まぁ、それでも、いくらうどんは、出汁の旨いはなまるうどんとは思ってはいても、多少、譲っても、まだまだ「どんどん庵」を愛してやまないのも事実…。地元故に複雑な心境だがね。
うどんや蕎麦にこだわりのある和食チェーン店サガミグループ系だからうどん以外の丼物も旨いのが特徴なのがどんどん庵だ。
どんどん庵を未だそれなりに推している理由は、四国讃岐うどん系チェーン店うとは違い、麺の種類が豊富だということ。当然と言えば当然だが、讃岐うどん系は「讃岐うどん」がメインになるため、うどんしかない。
それに対して、どんどん庵は、地元名古屋の和食チェーン店サガミグループが運営しているため①うどん、②きしめん、③お蕎麦と3種類の麺が用意されており、サガミと言えば、味噌煮込みうどんや蕎麦に強く、蕎麦に至っては毎日店頭にある石臼でそば粉を挽き打っているほどである。
[marker type=”line-h” color=”red”]基本メニュー[/marker]
[normal_box color=”pink” border=”b1″]・うどん(並) 260円
・きしめん(並) 280円
・そば(並)280円
・かつ丼 490円
・みそかつ丼 510円
・和風醤油かつ丼 570円
・カレーごはん 440円
※うどん付きにすると+200円UP[/normal_box]
そんな訳で、素材はシッカリとしたものを無駄を省きセルフ形式にして低価格で提供しはじめたどんどん庵は、低価格ながらもおいしいうどにや蕎麦が食べられる店として名古屋のサラリーマンにとっては愛されるうどん・蕎麦屋だと個人的に思っている。
特筆すべきは、まぁ、正直、お店にもよるが、ざる蕎麦・ざるうどんや、うどんころ・蕎麦ころは、冷水でキッチリ締めてくれるので、食欲の落ちるうだるような名古屋の夏は最高の食事の一つとなる。
また、どんどん庵は、和食チェーン系だけあって、天ぷら他、カツ丼なども用意されており、これもそれぞれが一定のレベルを保っており価格もお手頃なのに旨いので、サラリーマンだけでなく、子連れのファミリー層にも結構支持されていると思っている。加えて、最近では、どん呑みなるものをコンセプトにサラリーマンのちょい飲みの立ち寄り先にもなっているというから驚きだ。少し心配なのは、飲食業界全般的に言えることだが、人件費が高騰しておりサガミHDの純利益が6割減になっていることだ。(※2020.2.11日経新聞朝刊P31参照)
どん呑みは、缶ビールやワンカップ片手に冷奴やポテトサラダ、天ぷらをおつまみにできる。缶ビールも330円と居酒屋のような雰囲気はないが、金額的にはかなりお値打ちに設定されている。しがないリーマンの私にとっては、帰り道に一杯引掛けるにはありがたい金額だな。
オリジナルブレンドしたおつゆと自分で茹でたどんどん庵の名古屋名物きしめんはうまいに決まってる。
どんどん庵は、セルフシステムを採用しているので、四国系さぬきうどんチェーン店などと同じで、入店するとまず注文することになるのだが、完全セルフとでもいうのだろうか、温かいうどん、きしめん、蕎麦に限って、以下の大きな違いが2点ある。
[normal_box color=”pink” border=”b1″][marker type=”line-h” color=”red”]①自分自身で麺を茹でる。[/marker]
若干、エンターテインメント要素もあり、目安時間はあるものの自分好みの茹で具合で食べることができ、普段できない経験ができる。
※自分でここに麺を投入して目安時間温める。冷やし系は、セルフでなく、カウンター内でキッチリ冷水で締めてくれる。
[marker type=”line-h” color=”red”]②出し汁を自分で選択して入れられる。[/marker]
出し汁は、白と赤が用意されており、ざっくりと白はあっさり関西風のダシ汁、赤は濃い目の名古屋味でたまり醤油を使った名古屋定番の味。
もちろん、半分ずつ混ぜてオリジナルブレンドにすることもセルフだから自由にできる。
[marker type=”line-h” color=”red”]③ネギを入れる(無料)。[/marker]
最後に自分の好みの適切な量のネギをいれる。
[/normal_box]
今日は、きしめんを注文し、トッピングにかき揚げとイカ天を追加し、精算を終えてオリジナルブレンドのおつゆを作りネギを沢山のせて座席へ。座席もファミリー層もくるため広く大きめのテーブル席も用意されているのがありがたい。
で、今日の赤白オリジナルブレンドおつゆのどんどん庵きしめんは、こちら。
名古屋たまり醤油の香りが食欲をそそる。実際にはオリジナルブレンドとなっているので、一口飲んでみると、ほんのりと酸味のあるお醤油の味と白醤油のダシがよく効いておい胃袋にしみ渡る。麺はきしめんだから当然平ぺったいのだが、セルフで茹でているだけあって、絶妙な茹で具合に自画自賛。文句のつけようもなくウマい!(笑)
少し残念なのは、今は、ネギのみ無料入れ放題だが、昔は、鰹節と天かすも入れ放題だった。天かすはどうえもよいが、鰹節は可能であればまた無料にしてほしい…。まぁ、いつの時代も限度を知らないバカ珍がいあるからアホみたいに大量に入れる輩のため廃止されてしまったのだと思っているので、コストから考えても無理だろうね。是非もなしだ。
それでも、これだけのものをこの価格で提供し続けてくれるどんどん庵をこれからもシッカリと応援していきたいと思う。
夏のお蕎麦は、どんどん庵だがね!でーらうまいでいかんがぁー!
期間限定ちゃんぽんうどん
嫁さんは期間限定のちゃんぽんうどん。こちらは、セルフでなくお店の人が完全に作ってくれる。お味は少々薄めだったとのこと。
どんどん庵のお蕎麦(並)280円
2020.2.11追加
どんどん庵 高畑店
店名 | どんどんあん たかばたてん |
---|---|
URL | https://www.sagami.co.jp/dondonan/ |
住所 | 〒454-0911 愛知県名古屋市中川区高畑1丁目205 |
TEL | 052-352-4508 |
営業時間 | 10:00~22:00 ※日曜営業 |
定休日 | 無休 |
席数 | 40席位 |
禁煙・喫煙 | 完全禁煙 |
駐車場 | あり |
コメント