地下鉄国際センター駅から徒歩6分、無化調一筋16年 浄心家の正当派醤油味の 中華そば を食べてみた。

ラーメン・まぜそば
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ここ最近、豚骨や鶏ガラなどコッテリ系のラーメンばかり食べているので、少々飽きてきた。ここらで、同じラーメンでもちょっとサッパリと昔ながらの中華そばで偏った味覚を調整したいと思っていたろころ、たまたま柳橋方面にでることになっので、確か、柳橋に有名な中華そば屋があったはずとググってみたらでてきたのが、浄心家さん。ここは、東海グルメ遺産にも認定されており、多治見出身の店主が昔懐かしの中華そばのイメージから、天然素材を使って独学で作り上げたオリジナルな中華そばだったはずだ。

 

 

 

Google mapで場所を確認したらUFJから対角線の北東にある名古屋銀行の裏道あたり。ちょうどUFJ柳橋店で所要を済ませたところだったので、早速、行ってみることにした。

 

この辺りは、ほぼ毎日ウロウロしているが、有名なのは、表通り沿いにある名古屋で老舗のアッサリ系ラーメン江南さんくらいで、まさか裏側にこれまた老舗の無化調の中華そば屋さんがあったとは全く知らなかった。それだけに、一体どんな中華そばなのかワクワクしながら浄心家へ向かった。

 

 

浄心家の天然素材だけで取った出汁で作る中華そばは ちぢれ の名古屋麺とストレートの多治見麺の選択が可能!

お店に向かったのは、13時を少し過ぎたあたり、店の前まで来たところで、外から店内を除くとカウンターのみのお店のようで、ほぼ満席。待つのが嫌いなので、待つならば、表の江南さんに変更するかなと、一瞬ためらったもののよく見たら座席が2席空いているのが確認できたので、入店することにした。

 

 

入店して早速カウンター席に座り注文。注文方法は、店主のオッチャンに食べたいラーメンを口頭で注文すればOK。あの煩わしい券売機でないのがありがたいのと、オッチャンが気さくで腰も低く注文しやすい。こういった店って頑固おやじのイメージがあるから、少し心配してたのだが、そうじゃなくてホッとした。

 

 

今回注文したのは、普通の中華そばなのだが、注文したところで、気の良いオッチャンが麺はどうするなかと聞いてきたので、今回、初訪問なので、麺とどうするとは???っと、?マークが頭に浮かんだが、親切なオッチャンは、浄心家の中華そばには麺が2種類あってゴワゴワ硬めのちぢれ麺の名古屋麺とツルツルモチモチストレートの多治見麺があると説明してくれたので、個人的に、中華そばと言えば、ちぢれ麺だろうという固定観念のもとちぢれ麺をリクエストした。

 

 

ちなみに、名古屋麺は、名古屋市西区にある金子製麺所が製造元で、ここは、明治から製粉販売をしている名古屋では老舗の製麺会社。多治見麺は、多治見市にある山豊製麺製造とのこと。

 

座席はカウンター11席のみなのでこのあたりのサラリーマンが多い印象だから、13時の込み具合から逆算する限り12時のランチタイムドンピシャは、かなり混雑すると推測できる。

 

 

 

メニューは、こんな感じ。

 

[normal_box color=”pink” border=”b1″]・中華そば(正統派醤油味)710円

 

・チャーシュー中華そば(5枚入り)1,100円

 

・チャーシュー中華そば(3枚入り)960円

 

・メンマ中華そば 880円

 

・ワンタン中華そば 810円

 

・ねぎ中華そば 810円

 

・味付玉子入中華そば 810円

 

・ピリ辛中華そば 760円

 

・淡口岩塩そば 760円
(塩と醤油の中間 モンゴル岩塩使用)

 

・愛知のたまりそば 760円
(愛知県産本たまり使用)

 

・純★塩そば 760円
(減塩タイプ)

 

・俺の味噌 880円
(特製みそらーめん)[/normal_box]

 

浄心家の特徴は、化学調味料を使わず、30種類の天然素材で出汁を取った完全無化調スープとのこと。

 

浄心家のこってりなのにコクのある懐かしの中華そばは無化調スープが飲み干せるのでシメの一品にも最高の一杯だ!

 

 

カウンター席に座り、壁に掲げられている「清味純心」と、「完全無化調」に店主のこだわりと情熱を感じること数分。でてきた中華そばがこちら。↓↓↓

 

 

 

チャーシューに、海苔、支那竹(シナチク)にネギと麺。ここにナルトがあればコンプリート完璧なのだが、それでも、これぞ、まさに、THE 中華そば。

 

で、早速、自慢の無化調スープとやらを一口。思ったよりオイリーに感じる。よく見ると、表面に脂が張っている。中華そばってもっとアッサリしたイメージだっただけに少しばかり面食らった感はあるが、驚いたのは、オイリーに感じるものの口の中ではお醤油とダシのやさしい味が広がり、決して、シツコイ感じはなく、醤油とダシの味とニオイをシッカリ感じることができ、スープをレンゲですくって飲んでも飲んでも飽きずに飲めるのが不思議だ。加えて、表面の脂が上手く保温機能を保ため最後まで暖かく飲める。そう考えると、夜お酒を飲んだ日のシメのラーメンには最高の一品になるはず。

 

そして、麺は硬めのちぢれ麺で表記の通りゴワゴワであるため、ズルズルとはいかないが、逆に、ちぢれ麺にスープがよく絡み、最後までのびることなくシッカリとした味わいを出していた。

 

 

お次は、チャーシュー。表面から見るとかなりの存在感なので、薄いチャーシューかと思いきやシッカリと厚みのあるチャーシューで、臭みもなく適度に柔らかジューシでシッカリと食べ応えのあるチャーシューだったので、アラフィフ手前のオッサンには1枚で十分満足な肉量だが、お肉好きには、3枚、5枚入りのチャーシュー麺がおススメかもしれない。

 

 

最後は支那竹(シナチク)。これが想定外に旨い。中途半端なシナチクは、歯に繊維が挟まるから避けたいところだが、ここのシナチクは、適度に柔らかく歯ごたえがあり、かつ、スープの味か味付か、ジューシーさも感じ、とても文字では表現できないが予想以上に旨い。よくよくメニュー見たら支那竹丼なるものがあるくらいだから、隠れた逸品なのかもしれない。ここまで書いた以上、缶詰でないことを祈るばかりだ。もし…、恥ずかしすぎる…。

 

完食後の感想は、一口食べた瞬間。少し違和感を感じたが、それは全く間違った認識で、飲めば飲むほど、食べれば食べるほど、魅了された中華そばだったと思う。

 

中華そば 浄心家

店名 ちゅうかそば じょうしんや
URL ***
住所 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅5丁目31-1
TEL 052-561-5488
営業時間 [月~金]
11:00~14:30
17:30~23:00
[土・祝]
11:00~14:30
定休日 日曜日
席数 カウンターのみ11席
禁煙・喫煙 ランチタイム禁煙
駐車場 なし

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