名古屋駅新幹線口から徒歩3分、コスパ最高の中国料理オイセ飯店に初訪問してきた。

ラーメン・まぜそば
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時間は14時ちょっと前。いつも通り名駅裏界隈で仕事をひと段落させ、ランチに向かうことにしたのだが、この時間になるとなかなかランチセットのようなセットタイプのランチは少なくなる。こりゃ、またもや駅裏に多いラーメン屋さんに入るしかないかと思っていたら、同僚が、前々から気になっていたオイセ飯店のからあげライス650円の存在を思い出し、それならばと急ぎ向かうことにした。

 

 

オイセ飯店は、屋根タイプのテント看板に「中華料理」でなく「中国料理」と表記されているのが気になるが、創業何年か分からないくらい昔からあるいわゆる中華料理店で名古屋に何十年と住んでいるが、あの辺りに中華料理の店があったなという程度の認識だった。とにかく外観と商店街の雰囲気からすでに閉店していると勝手に思い込んでいた店だっただけに、少々疑心暗鬼でお店に向かったのだった。

 

 

オイセ飯店の場所は、名駅西口(駅裏)にある旧商店街で、ちょうど星乃珈琲店名駅椿店の裏側にあり少々分かりにくい。加えて、お店の付近は、ご覧の通りほぼさびれたシャッター街の雰囲気で、昼でもあまり人が歩いていないので、本当に営業しているのか心配になる。ただ、昔ながらの赤いテント屋根が目印で看板に中国料理オイセ飯店とあり超目立つのですぐに見つけることができるはずだ。

 

昭和時代にタイムスリップ。驚異のワンコイン(500円)メニューがオイセ飯店の一つのウリのようだが、ランチはさらにお値打ち満腹価格だった。

 

お店に入ると、店内はカウンター5~6席とテーブル席が3卓あり、ちょうどランチを食べ遅れたサラリーマンが2組ほど食事をしていた。回りくどいが、外観から大変失礼ながら、正直、お店にお客さんがいるのに少々驚いてしまった。やはり人も店も外見だけで判断してはダメなのだ。

 

 

 

店内に入って、テーブル席に座り、改めて壁のメニューを見上げて確認してみた。どうやら、メニューは、大きく4つの部に分けられており

 

・御飯の部

・料理の部

・麺の部

・スープの部

 

とあり、麺類は、500円~

 

と、ワンコイン価格で、今は令和でなく昭和だったかと、ちょっと心配しながらも、なんともうれしいサラリーマン満足価格に驚いた。これはオイセ飯店の大きなアドバンテージだ。

 

 

 

メニューをざっと見たところで、当初の予定通りからあげライスを注文すると、なんと、売り切れとのこと…。まさかの売り切れである。完全に想定外だ。気持ちは完全にからあげモードだっただけに、もはや、次のメニューが思い浮かばない。それにしても売り切れとは、これは、オイセ飯店は、ひょっとすると知る人ぞ知る超人気店だったのかもしれない…。やはり外見だけで判断してはダメなのだと自責の念に駆られながら、う~ん、

 

困った…。

 

やっぱり人間ってやつは、なければないで、余計に謎の超人気店の人気メニューかもしれないからあげライスが食べたくなる。が、次回のお楽しみとして、あきらめるよりほかない。結局、アレコレ悩むも、やむなく、中華料理店の定番中の定番で、ラーチャー(ラーメン・チャーハン)セットを注文することに…。せっかくのランチなのに、なんとも無難で保守的な面白みのない注文である。へこむわぁー。

 

昔ながらの中華料理店の中華そばとチャーハンはボリューム満点でお腹いっぱい満腹度100%

 

注文が決まるまでに、同僚が、豚肉の天ぷらを注文するも残念ながらランチタイムは素材が準備できずに断られたりと少々バタつきながらも、ラーチャーを注文して待つこと5~6分、まずは、ラーメンから。

 

 

 

 

ラーメンは、いわゆる昔懐かしの中華そばだ。(支那そばと言うべきか?)味に尖りもなくあるいみ平凡ではあるが、それが、アラフィフ手前のオッサンには、むしろありがたく、アッサリしたスープが、空きっ腹にジワリとやさしく染みわたる。チャーシューもクセや違和感なくスタンダードタイプで食べやすい。ただ、麺は細麺ストレートなので、なるべく早く食べることを強くお勧めする。

 

 

 

続いてチャーハン。チャーハンは、中華料理らしく、強火の鉄製中華鍋で炒めた鉄板風味が鉄分補給が必要な女子にもぜひお薦めしたい味付けだ。ただ、オイセ飯店は、どちらかといえば、男子サラリーマンの味方。女子には少々量が多いのが難点になるかもしれない。来店時はなるべくお腹を空かせて来るのことをお勧めする。

 

そして、最後は、同僚が追加注文した餃子。熱々の小ぶりで食べやすいサイズ。シッカリ焼いて外はカリカリで肉汁ジュワっと満足できた。どれも、年季の入った中華料理店の味である。もちろんいい意味でだ。

 

 

 

オイセ飯店を初訪問して全般的に価格やボリューム、味を考えると、しがないサラリーマンにとっては大満足なお店だった。特に、気に入ったのが、おかみさん。実は、餃子を注文するのに、ランチメニューには餃子のセットがない。ただ、当日、一緒に行った同僚はチャーハン・餃子を食べたかったため、別々に頼むことにしたのだが、そうすると、どうしても価格が割高になる。それは、モッタイナイと一生懸命説明してくれるおかみさんの姿に脱帽した。これはAIには絶対にできない芸当でなんとも人間臭い。オッサンになって食事とは味だけではないとつくづく思う。

 

だからこそ、次は、ぜひ、からあげライス食べてみたいと思う。からあげ「ランチ」でなくからあげ「ライス」の表記にどんな意味があるのか知るためにも…。今から、次回が、楽しみだ。

 

中国料理 オイセ飯店

 

■ちゅうごくりょうり おいせはんてん

 

■URL:

 

■住所:〒453-0015 愛知県名古屋市中村区椿町11-10

 

 

■電話:052-452-3578

 

■営業時間:

 

■営業時間: 15席程度(カウンターとテーブル)

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